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成人先天性心疾患外来について

ここ20年の間に先天性心疾患の治療成績は飛躍的に向上し、新生児、乳児期、幼児期の先天性心疾患手術を乗り越えて成人を迎える方々がますます増えてきています。20-30年の経過を経て、再手術が必要な病変が出現してくる患者様は少なくありません。

例えば、ファロー四徴症術後の肺動脈弁閉鎖不全症に対する肺動脈弁置換術、大動脈基部拡大に対する大動脈基部置換術、フォンタン手術後の心外導管型フォンタン手術への転換手術など、さまざまです。また、患者さんによっては肝臓や腎臓など、心臓以外の多臓器疾患を合併している場合もあります。

当院では2017年より成人先天性心疾患専門外来を開設し、成人先天性心疾患をお持ちの患者様の手術適応評価、術前精査、手術後のフォローなどを行っております。当院は新生児から超高齢者までの循環器医療を日々行っており、先天性心疾患、後天性心疾患に精通した専門医による適切な治療を提供していきたいと考えております。

また多臓器疾患を合併している場合は消化器内科や腎臓内科など他科とも連携して対応して参ります。成人先天性心疾患外来は岩手医科大学付属病院において、毎週火曜日午前、循環器内科上田寛修医師・小児科小山耕太郎教授が担当しております。

詳しい情報が必要な方はお気軽にお問合せください。

連絡先:岩手医科大学附属病院循環器内科 上田
電話番号:019-613-7111(代表)

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